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こども

お友達の子供(6歳)が学校でいじめられているんだそうです。彼女達家族は韓国系カナダ人。
私達の街は、まだ移民のそう多くない白人系の街なので、彼女の子供はクラスで少し目立つらしいんです。その子は韓国人であることをからかわれ、お母さんに「僕はもう韓国の言葉を話さない」「韓国のモノも食べない」と言うらしいんです。大好きだった恐竜も、子供っぽいと言われ、「恐竜キライ」と言っているらしいし。。本当に純粋でおとなしい子だったけど、かえっておとなしいことがあだになっちゃったのかな。。お母さんは学校までこっそり見に行ったりしているようだけれど、リーダー格のいじめっ子が彼女と仲の良いお母さんだそうで、何も言えないのだそうです。
でもある時に思い切って少しもちかけたら、「うちの子に限って・・・」と言われたただけらしい。(ありがちな回答で、やっぱりそうなの?と思ってしまった)彼女はもうそのお母さんに話すことをあきらめてしまっていて、今はどうしたらいいのか分からないけど、子供のために学校を変えることを考えているらしい。聞いていて、本当に胸の痛む思いだった。

子供って素直だから、見た目の違いや感覚の違いを「違う」とハッキリ言ってしまう。嫌なモノを、自分に都合の悪いモノを、自分と違うモノを「キライ」と言ってしまう。それが子供なのだろうけど、それで傷ついている他の人が居ることを親が教えてあげなければね。違う=キライにならないように、大人がうまく説明してあげないとね。。
でも私には子供がいないから実際子供にそう言うことを教えていくことがどんなに難しいか分からない・・でも全ての始まりは親からの良いアドバイスですよね?

私達には子供がいないけど、友達はほとんどの人が子供を持っているので、だから子供の素晴らしさも、可愛らしさも、子憎たらしさも、すこしずつカジッて見せてもらっています。そうしてどんどんと子供を持つことを躊躇する気持ちが強くなるんですね^^;
私達に親になる能力、子供を諭す力があると思えないというか。。ダンナと、そして願わくばワン達と穏やかに暮らしたいと最近は切に思います。但しこれは今日現在の私の気持ち。来年、再来年、10年後には、どうなってるか分からないけどね。
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by thegreatlakes | 2004-04-07 03:36 | 雑記・生活 | Comments(0)